ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い

48点
『トランスフォーマー』シリーズのレノックス大佐でお馴染みジョシュ・デュアメル主演サスペンス・アクション作品。
一応ブルース・ウィリスも出てるけど大筋には関係ない脇役。
殺人現場を目撃した主人公がギャング団に追われる展開、しかし逆に一人で立ち向かう話。
殺ったり殺られたりの暴力的駆け引きは単純で見ごたえアリ。ただし配役がいまひとつで、特に主人公はあまり強そうじゃないため、リアルに殴られる様子が痛々しい。巨大権力を持ったギャングのボスもショボい存在だしね。ミスキャストは否めない。
アクションを一歩離れると退屈な部分が長い印象でメリハリがうまく効いていない。バイオレンス風味が生々しいから後味も良くないし、見終わってとても爽快な気分とはいかないんだな。何かこっちまで疲れちゃった感じ。
そして完全なブルース・ウィリスの無駄遣い。彼を敵のラスボスに据えるという普通のアイデアは誰も提案しなかったのか?(笑)

監督:デビッド・バレット
出演:ジョシュ・デュアメル、ロザリオ・ドーソン、ジュリアン・マクマホン、ブルース・ウィリス
2011年  97分
原題:FIRE WITH FIRE

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