レザボア・ドッグス | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

レザボア・ドッグス

79点
『パルプ・フィクション』『キル・ビル』でお馴染みクエンティン・タランティーノの1991年の監督デビュー作、本人も俳優として出演している。
何者かの通報で宝石店の襲撃に失敗した強盗団。集合場所に逃げてきた彼らが、裏切り者は誰かを探し出す展開。
仲間をミスターホワイト、ミスターブラウンなど色で呼ぶ設定。黒ずくめのスーツを着た登場人物が全てカッコよく描かれている。日本でもSMAPがスマスマでこの映画を何度か真似してたりと、話題性の高い作品。
当時としてはかなり暴力的表現で、カンヌ映画祭で上映された時も「心臓の悪い人は注意」みたいな警告がされていた。今見るとそれほど大したことないけど。
バイオレンスの中にコミカルな味付けをしてある、実にタランティーノらしい構成。回想シーンが多いので、意外とテンポが悪く途中で飽きるのが難点といえば難点かな。
ただ昔から人気のある映画なので興味のある人はぜひ。
最後に笑うのは誰でしょう?

監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、スティーブ・ブシェーミ、マイケル・マドセン、クリストファー・ペン、クエンティン・タランティーノ 
1991年  100分
原題:RESERVOIR DOGS

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