僕等がいた 前篇 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

僕等がいた 前篇

44点
人気少女マンガの原作を実写映画化。2部作の前篇。
本作では主人公とヒロインの出会いから親密になっていく過程を描いており、舞台は北海道の高校。
とは言っても主役級の生田斗真27歳、吉高由里子24歳、高岡蒼佑30歳、本仮屋ユイカ25歳らが高校生役ではちょっと無理があったかも。しかも回想シーンとかではなく、まるまる1本高校時代を描いているからね。
そして内容はどちらかと言うと大人びている。元カノが死んで気持ちの整理がつかない主人公(生田斗真)、新しい彼女(吉高由里子)と簡単に付き合い始めるも、過去のしがらみがあってなかなかうまく進展しない流れ。
いちいち死んだ元カノをアピールする展開に目新しさは無くこれで2時間は少々長い印象だけど、まだ続きがあるんだよなぁ。『ハナミズキ』みたくスマートにまとめてほしかったかな。
しかしラストの一言で実に後篇が気になる終わり方。その辺にズルさを感じる(笑)

監督:三木孝浩
出演:生田斗真、吉高由里子、高岡蒼佑、本仮屋ユイカ、比嘉愛未、麻生祐未
2012年  123分

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