ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

59点
ロンドンオリンピック開会式にも出ていたローワン・アトキンソン主演の、そこそこヒットしたアクションコメディの続編。
007とミッション・インポッシブルをパロった展開。ただ内容は模倣したものではなくオリジナル。
『Mr.ビーン』の印象が強いこのオッサン、けど一応本作では別の役作り。キャラも全く違うけどまぁ大差ない印象(笑)挙動不審の独特でコミカルな動きは相変わらず。
映画は思いのほか凝っており意外とお金をかけた構成。舞台はロンドン、チベット、香港、スイスと移り変わって、アクションシーンもかなり力が入っている。
ただし映画の規模をデカくしても、結局は主演のオッサンが1人で笑いをとるだけの流れ。確かにギャグ連発だが寒い部分も多く、ストーリーの盛り上がりとは裏腹に、後半かなりダレる感がある。
アトキンソンさんはもっとチープな作品の方が合ってるね。

監督:オリヴァー・パーカー
出演:ローワン・アトキンソン、ジリアン・アンダーソン、ドミニク・ウェスト
2011年  101分
原題:JOHNNY ENGLISH REBORN

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