宇宙人ポール | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

宇宙人ポール

65点
ゾンビのパロディ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』のサイモン・ペッグとニック・フロストが主演、脚本を務めたSFコメディ。
主人公2人が、キャンピングカーで旅行中に地球外知的生命体「ポール」と遭遇、その珍道中を描く。
CGで表現したポールは人間と同じようにベラベラとスラングを喋る。確かにその個性的な存在感はユニークだけどね。
ただ独特のゆる~いテンポは『ショーン~』以来相変わらず。映像よりも会話重視の構成なので、まずこの2人+1宇宙人のやりとりが好きになれないと映画もなかなか楽しみづらい印象。
ポールを連れてアメリカを横断する展開、その過程で一応色んな事が起こるが、カーアクションや銃撃戦なんかはB級丸出し。意外と見せ場は少なく、ポールのキャラ以外に思ったほどの面白さはなかった。期待してただけにこの仕上がりはちょっと残念。

監督:グレッグ・モットーラ
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、クリステン・ウィグ、ジェイソン・ベイトマン、ビル・ヘイダー、シガニー・ウィーバー、
セス・ローゲン(声の出演)
2011年  104分
原題:PAUL

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