ショーン・オブ・ザ・デッド | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ショーン・オブ・ザ・デッド

41点
タイトル通り『ゾンビ(DAWN OF THE DEAD)』のパロディ作品、けどストーリーは完全なオリジナルで本家を真似た部分はほとんど無い。
ほぼ主演サイモン・ペッグの独壇場。彼のかもし出す独特なゆる~い雰囲気で物語は進む。まぁここ日本じゃ「この人誰?」みたいな感じだけどね。
基本的にB級なので、映像は安く規模も小さい。前半はなかなかゾンビが出てこず、会話シーンがダラダラ続くも脚本が面白くないから映画が間延びしてるんだな。まぁその脚本もペッグさんが監督と一緒に書いたらしいけど。
終盤でようやくゾンビ大群が登場する展開。ただ悲しいかなそこはコメディ、緊張感は薄いのでクライマックスも思い切り盛り上がりに欠ける。同じゾンビ題材『ゾンビランド』に比べてもクオリティはかなり低い。
確かにオリジナルへの愛情は感じられるが、映画としては退屈。

監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ケイト・アシュフォード
2004年  99分
原題:SHAUN OF THE DEAD

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