ミッシングID | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ミッシングID

45点
『トワイライト』のジェイコブ役でお馴染みテイラー・ロートナー主演作品。まぁ基本的にテイラーくん独壇場の映画なので、トワイライターは待望の一作なのかな。
前半は主人公の能天気な学生生活を描く。そして中盤で突如、追われる身となりなぜかカワイイお姉ちゃん同伴で逃亡。終盤は『ボーン・アイデンティティ』そっくりの組織との対決展開。
全体的にどこかで見たような描写が多く、オリジナリティは薄い。クライマックスは実際にメジャーリーグの試合中に撮影したらしいが、正直あまり必要なシーンとは思えない(笑)
ストーリー自体も、謎のポイントを終盤に押し込んでしまった印象。そのためどうにもわかりずらさが目につく。派手な映像は少なめでアクションものとしては物足りず、事件の真相も大した事はなくサスペンス的盛り上がりもいまひとつ。この手の映画としては平凡、いやどちらかと言うと退屈。
ちなみにヒロイン役はフィル・コリンズの娘です。

監督:ジョン・シングルトン
出演:テイラー・ロートナー、リリー・コリンズ、ジェイソン・アイザックス、ミカエル・ニクヴィスト、シガニー・ウィーバー
2011年  106分
原題:ABDUCTION

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