タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密

29点
1929年に初掲載された古典マンガを、スティーブン・スピルバーグと『ロードオブザリング』のピーター・ジャクソンで映画化。全編、実写の動きをアニメで表現したモーション・キャプチャ方式で撮影されている。ちなみに『インディ・ジョーンズ』の元ネタらしく、そういや終盤は似てるなぁ~って感じ。
しかしファンタジー大作の巨匠2人が組んだわりに、話は全然面白くない。アニメでも実写でもない映像は中途半端。主人公も相棒のオッサンも主役にしては魅力は乏しく、お宝を求めて冒険する展開に何ら驚く部分はない。全てが想像の範囲内。なぜこんな平坦な子供向け映画を巨匠がわざわざ作ったのかが理解できん。
日本公開時は記録的大コケだったらしい。さすが日本のファンは見る目があったという事かな(笑)

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグ、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
2011年  107分
原題:THE ADVENTURES OF TINTIN:THE SECRET OF THE UNICORN

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