リアル・スティール | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

リアル・スティール

50点
『ナイトミュージアム』のショーン・レヴィ監督作品。近未来で流行している、ロボット格闘技を題材にした話。
別居していた父と息子が再会し、共にロボ賭博で稼ぐ展開。
本作で大抜擢されたという子役のダコタ・ゴヨはカワイイ。ロボットと一緒にダンスしたり特訓したりの演出は見ていて素直に楽しい。
しかし意外と他に個性は感じられない。映像はまるでゲームのようで、これなら見るよりむしろ参加したくなってくる印象。
ストーリーも短絡的。特に目立った補強もしていないのに、気づいたら世界チャンピオンと戦うクライマックスはこの手の映画にありがちな欠点だよね。何でこんな強くなったのかが不明瞭。
けどまぁ実際にこんな競技あったら面白そうだし、熱中する気持ちは一応伝わってくる。とりあえずこの親子、ロボットがなかったら絆どころかまともに話す事すらしなかったんだろうな(笑)

監督:ショーン・レヴィ
出演:ヒュー・ジャックマン、、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー
2011年  127分
原題:REAL STEEL

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