X-MEN:ファースト・ジェネレーション | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

76点
一応完結しているX-MENシリーズのスピンオフ作品で、これは前章的ストーリー。舞台は1962年、おなじみキャラのプロフェッサーX、マグニートーら若かりし時代を描いている。監督は『キック・アス』のマシュー・ヴォーン。
背景にはナチスドイツやキューバ危機が描かれており、序盤は多少政治的。しかし様々な能力を持ったミュータントが徐々に集結する展開は前シリーズ同様わかりやすい構成。
終盤の戦闘シーンは思いのほか規模が大きく、戦艦やらミサイルやらも飛び交う迫力ある映像。前日談とは言っても、手抜きが一切無い最新技術を惜しみなく使っているのは凄い。さすがの人気シリーズ、クオリティの高さは想像以上の出来。
唯一弱点を挙げるとすれば、話が面白くない所か(笑)

監督:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ケヴィン・ベーコン、マイケル・ファスベンダー、ジャニュアリー・ジョーンズ、ローズ・バーン
2011年  131分
原題:X-MEN:FIRST CLASS

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