SUPER 8/スーパーエイト | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

SUPER 8/スーパーエイト

70点
J・J・エイブラムスとスピルバーグが組んだ話題のSF作品。
ただ内容は少々期待を裏切る印象。
タイトルは単に8mmフィルムの規格の意だが、それが象徴するかのように稚拙な構成。
時代は1979年。自主制作映画を作っている中学生6人が列車事故を目撃。それから軍隊を巻き込む大規模な事件に発展する展開。
ストーリー自体は単純、ただいかんせん前フリが長い。SF題材のわりに退屈な場面がやたら多く退屈。それでいてメッセージ色は薄いため感動は皆無。どうでもいい人間模様をダラダラ流すなら、ストレートにエイリアンを大暴れさせてほしかった。その辺大人向けとも子供向けとも言えない中途半端な仕上がりがいまひとつ。
まぁけどエル・ファニングはかわいかったし、エンドロールでの8mm完成版も面白かった事なども含め、個人的にはわりと後味が良かった作品。俺は頭が幼稚だからねw
しかし子供グループの中に太った子が1人混ざってるだけで、雰囲気が『スタンド・バイ・ミー』みたいになるよね(笑)

監督:J・J・エイブラムス
出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー
2011年  111分
原題:SUPER 8

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