キッズ・オールライト | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

キッズ・オールライト

36点
アカデミー賞ノミネートをはじめ、2010年に数々の映画賞を獲得した高評価の作品。しかし結論から言うとちょっと(かなり)理解しがたい話。
4人家族の葛藤を描いたホームドラマ。ただこの家族がなんとも個性的な存在。
父親はおらず、母親が2人(笑)2人はレズビアンでしょっちゅう愛し合っている。
2人の子供は精子提供で授かり、18歳になった娘が精子提供者(父親)と連絡を取って初めて出会う展開。
家族と実質の父親との交流はぎこちないながらもアットホームで、見ていて素直に面白い。ただ映画は2人のレズの母親が中心に進んでいくので、俺みたいに同性愛大嫌いって思想の人は全く受け入れる事ができない内容。
こういう映画が賞をたくさん取ってしまうって事は、向こうの人はレズ家族とか普通の生活で見慣れているんだろうか?日本でこんな家庭って見た事無いよね。

ところで長女役の子、どっかで見た事あるな~って思ってたら『アリス・イン・ワンダーランド』の主演の子だった(笑)

監督:リサ・チェンデンコ
出演:アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、ミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン、マーク・ラファロ
2010年  107分
原題:THE KIDS ARE ALL RIGHT

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