ライフ・オブ・デビッド・ゲイル | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

68点
死刑廃止運動を背景に、冤罪の有無を描いた正統派サスペンス作品。
事件を調べる主人公記者は『タイタニック』のケイト・ウィンスレットが演じる。まだ初々しさが抜けない彼女のミスマッチぶりが、逆に物語に緊張感を与えている。
訳アリの死刑囚役は『ユージュアル・サスペクツ』『セブン』でも猟奇犯罪者を演じたケビン・スペイシー。相変わらずその存在感はサスペンス映画にはぴったりのキレっぷり。
冤罪を訴える死刑囚デビッド・ゲイル。果たして事件の真相は?
オーソドックスな構成。途中ややこしい部分もありやや飽き気味になるが、その分じっくり見たい人にはおすすめ。
「あなたはこの結末に納得できますか・・・」が売りの本作。なるほどうまいラストの演出は見終わった後「え?なんで?」みたいな尾を引くタイプ。俺と同じ脳レベルの人は2度見ないと真相が理解できません(笑)

監督:アラン・パーカー
出演:ケビン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニー
2003年 131分
原題:THE LIFE OF DAVID GALE

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