リセット | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

リセット

46点
スターウォーズのヘイデン・クリステンセン主演。スリラー色の強いサスペンス作品。
ある日突然、街から人が消える話。雰囲気は『28日後』『アイ・アム・レジェンド』あたりに似ている。
しかしここではゾンビやクリーチャーは一切登場しない。襲ってくるのは暗闇(笑)突然服だけ残し、人間が唐突に消えてしまう設定。
自家発電のバーに避難する4人の男女を中心に話は進むが恐怖は漠然としており、緊張感はあまりない。けどそのわりにやたら過剰に怯える4人。
そりゃ確かに、突然自分が暗闇に飲み込まれるってなったら怖いだろうが、実際こうして映画にしてみるとストーリー的には不十分。話も広がらなければ結局結論も出ないし。
アイデアは悪くなかったが展開に刺激が少なく、全体的には退屈な仕上がりになってしまったのは残念。

監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ヘイデン・クリステンセン、タンディ・ニュートン、ジョン・レグイザモ、ジェイコブ・ラティモア
2010年  91分
原題:VANISHING ON 7th STREET

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