ダイ・ハード4.0 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ダイ・ハード4.0

79点
ダイ・ハード12年ぶりの4作目。監督は『アンダーワールド』のレン・ワイズマン。今回は全米全土を狙ったサイバーテロリストが相手、なるほど今風な構成。
しかしスケールが大きいわりにストーリーはアイデア不足。大筋にかなり無理があるため、全編ただ派手な映像に頼っただけの印象。今どきのありがちなアクション作品になってしまったのは残念。
主人公マクレーンは相変わらず敵を平気で殺しまくる。しかし自分は絶対死なないのが大前提としてあるからね。その辺映画としては身勝手な展開で緊張感も薄い。若き相棒(ジャスティン・ロング)の活躍がもっと多ければ面白かったかもしれない。
まぁ欠点は多いけど、やはりそこらのアクション映画と比べるとクオリティの高さは光るんだな。クライマックスが盛り上がった事もあり、なんだかんだ言ってファンなら失望より満足感の方が大きかったと思う。

監督:レン・ワイズマン
出演:ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント、マギーQ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド
2007年  129分
原題:DIE HARD4.0/LIVE FREE OR DIE HARD

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