猿の惑星/征服 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

猿の惑星/征服

70点
全5作中、第4作目の本作。前作から20年後の地球が舞台。
ペット絶滅により、猿を奴隷として扱う様になった人間。物語は核心に迫ってきている。
主人公は、コーネリアスとジーラの息子・シーザー。猿の覇権を賭けて、人間に対しクーデターを起こす展開。ちなみにこのシーザーは、コーネリアスと同じくロディ・マクドゥオールがメイクをして演じている。
映画としての敷居はさすがに高くなってきている。1、2、3をしっかり見た人でないと、本作を楽しむのは難しいかもしれない。
なぜ地球が猿の惑星になってしまったのか、その理由がようやく明らかになってきた本作。そしてラストは当時としては珍しい「次回に続く」スタンスで終わっている。
ちなみに時代は1990年という設定。こうならなくてよかったね(笑)

監督:J・リー・トンプソン
出演:ロディ・マクドゥオール、ドン・マレー、ナタリー・トランディ
1972年  88分
原題:CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES

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