アンフェア the movie | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

アンフェア the movie

52点
2006年に連続ドラマとして放映された『アンフェア』の映画版。視聴者からのリクエストが殺到したため即映画化が決定したらしい。ホントか嘘か知らんが(笑)
主人公・バツ1で子持ちの刑事、雪平夏見演じる篠原涼子が、娘を助けるためにテロリストの占拠する病院へ潜入する展開。
映画は終始、深刻なムードでコミカルな描写は一切ない。
話はテレビ版の続きだが、単発映画として見た場合の本作のストーリーは単純でわかりやすく、ドラマを見た事がない人でもすんなり入っていける面白さはある。
しかし肝心のアクションは『ダイ・ハード』の規模を思い切り縮小させた感じで思わず失笑してしまう部分多々あり。
キャストもいまひとつ。ドラマには出ていたのにこちらには出てない出演者が何人かいて、熱心なファンにはそれが残念かも。
ラストは思い切り疑惑を残して終わっているが、こういう謎めいた展開が人気の要因の1つなんだろうな。

監督:小林義則
出演:篠原涼子、江口洋介、椎名桔平、成宮寛貴、阿部サダヲ、加藤雅也、濱田マリ、寺島進、大杉蓮
2007年  112分