マトリックス | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

マトリックス

80点
言わずと知れた大ヒットSF3部作。『スピード』以来低迷していたキアヌ・リーブス2度目のブレイク作でもある。
映画史上、ここまでCGやワイヤーアクションを効果的に使った作品は無く、その後の作品に多大なる影響を与えたある意味革命的な映画。今見てもその映像は個性にあふれている。
ただやはりストーリーはメチャメチャ複雑。コンピューターの作り出した仮想現実、しかしその発想はあまりに斬新すぎて、おそらく初見では何が仮想で何が現実なのかも理解する事が困難かと思われる。
ただし本作はまだ1作目。物語の導入部がまぁまぁ説明されているため、俺みたいなバカでもなんとか話についていく事ができる(笑)
派手な映像で退屈な部分も少ないので、見応えたっぷりの奥深い構成を何度も吟味したいところ。

監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン
1999年 136分
原題:THE MATRIX

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