ハリー・ポッターと死の秘宝PART1 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ハリー・ポッターと死の秘宝PART1

62点
シリーズ7作目、10年目の完結編・前編。
すでに『不死鳥の騎士団』あたりから、映画はヴォルデモートとの最終決戦ありきで作られている印象。そのため全体の雰囲気もダークで、ストーリーもある程度先が読めてしまうのは仕方のない所かな。
またこのシリーズは脇キャラがやたら多いため、決して複雑ではない全体のストーリーだが初心者は新キャラを覚えるだけで面倒になってしまっているのは欠点。意外に敷居は高いシリーズ。
まぁけど今回は死喰い人に追われるハリー、ロン、ハーマイオニーを描いた単純な構成。前作までをよく知らなくても、とりあえずは楽しめそうな印象。
しかしアクションシーンはオーソドックスで派手な描写も今までに比べると控えめな感がある。肝心な部分はPART2への持ち越しか。
ただいつも思う事だが、シリーズ全8作もあるのに毎回2時間半前後の尺ではちと長すぎ。

監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、アラン・リックマン、マイケル・ガンボン、レイフ・ファインズ、ヘレナ・ボナム=カーター
2010年  146分
原題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS PART 1

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