スリーピー・ホロウ | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

スリーピー・ホロウ

66点
時代は1799年、ニューヨークの田舎村「スリーピー・ホロウ」を舞台にしたホラーっぽいサスペンス。『シザーハンズ』『エド・ウッド』に続き当時3回目となるティム・バートン監督&ジョニー・デップのコンビ作。
伝説の首無し騎士による連続首切り殺人事件。主演のジョニデ刑事が金田一耕助ばりの推理を見せる展開(笑)
映画そのものはシリアスだが、ジョニーの演技だけはコミカルな味付けがしてある。幻想的な映像も加え、非常にバートン監督らしいユニークな演出。
序盤は推理ものとしてオーソドックスな構成。しかし物語は少しずつスリラー色&ファンタジー色が増していき、クライマックスで明らかになる真相も完全に現実とはかけ離れたものとなっている。
ようするに、マジメに見てはいけない映画(笑)

監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ
1999年 106分
原題:SLEEPY HOLLOW

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