ラスト サムライ | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ラスト サムライ

69点 
ハリウッド発時代劇。1870年代、明治維新の日本を主人公トム・クルーズ目線で描く。2004年度、日本で最もヒットした映画。渡辺謙もこの作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされるなど、話題性は満点。
見どころは派手な戦闘シーンよりもむしろ、アメリカ軍人トムと村人たちとの交流にスポットがあてられている印象。言葉も文化も違う双方の戸惑いが非常にうまく表現されているね。
当時英語の喋れなかった謙さんが、後にハリウッドで活躍するきっかけを作った作品。逆に英語ペラペラでハリウッド進出する気マンマンだった真田広之が脇役扱いなのも皮肉なところ。

しかし2時間半超の上映時間はさすがに長く、見終わるとぶっちゃけ誰でも疲労困憊のはず。俺は映画館で見たが、ラスト30分は人生初とも言える猛烈な尿意との戦いになった。俺にとって『ラストサムライ』といえば今だに「おしっこ」が連想される(笑)

監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪、ティモシー・スポール
2003年  154分
原題:THE LAST SAMURAI

$☆テツコの部屋☆~映画評論館~