トリコロールに燃えて | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

トリコロールに燃えて

49点
第二次大戦を目前としたパリでの、男女の愛と友情を描いた物語。
『モンスター』から14キロ減量し美貌を取り戻したシャーリーズ・セロン主演。共演はこの映画の後セロンと婚約する事になるスチュワート・タウンゼント。
優雅にエッチしまくる上流階級生活を描いた前半は退屈そのもの。しかしナチスドイツの台頭で戦火が激しくなり状況が一変する終盤は、物語が一気に変貌を見せる。特にラスト20分ほどはかなり胸を締め付ける悲しい展開。
大きな盛り上がりを見せるクライマックスに比べるとやはり最初の1時間以上は無駄な部分が多く感じられ、完成度の高い後半にうまくつながっていない印象。
深夜のテレビ放映で見たら、間違いなく前半で寝るかチャンネル変えるかしてる映画(笑)

監督:ジョン・ダイガン
出演:シャーリーズ・セロン、スチュアート・タウンゼント、ペネロペ・クルス
2004年 121分
原題:HEAD IN THE CLOUDS

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