フォーン・ブース | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

フォーン・ブース

78点 
偶然出た公衆電話(フォーン・ブース)で脅迫される男の物語。この携帯時代に公衆電話?と突っ込む人は見ないでね。
ほとんど公衆電話の周辺のみで話が進むのがこの映画の特徴。しかし緊張感は終始途切れず、81分という短い尺であっと言う間にラストまで来る印象。なるほどいいアイデアのかなり面白いサスペンス作品。
ただし内容は主演のコリン・ファレル独壇場。アクの強い役者なので、彼の好き嫌いでこの映画への評価もはっきり決まってきそう。それと、ラストで明かされる犯人の正体に深い意味が無いのが残念。詰めが甘いのが惜しい。
ちなみに現実だったら、警察到着後5分で主人公は逮捕か射殺されてんだろうな(笑)

監督:ジョエル・シュマッカー
出演:コリン・ファレル、フォレスト・ウィテカー、キーファー・サザーランド
2003年 81分
原題:PHONE BOOTH

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