ファイナル・カット | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ファイナル・カット

40点
ロビン・ウィリアムズ主演、「驚愕のラスト」が売りのサスペンス作品。
近未来、人の脳にチップを埋め込む事で、生涯に見た事全てを映像化できるシステムが確立する話。その斬新な設定はなかなか面白い。
しかし映画は未来描写そのものより、ロビン演じる主人公が子供の時に出会った事故のトラウマに焦点をしぼっている。正直、実にショボい展開。
しかも結果的にそのトラウマは、ストーリーに何ら影響を与えていないんだな。意味のない構成で引っ張って引っ張ったあげく、これといったオチのないラスト。序盤が興味をそそる内容だっただけに、後半のグダグダぶりには落胆。
なるほど、別な意味で驚愕のラストだ(笑)

監督:オマール・ナイーム
出演:ロビン・ウィリアムズ、ジム・カヴィーゼル、ミラ・ソルヴィノ
2004年 94分
原題:THE FINAL CUT

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