いけちゃんとぼく | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

いけちゃんとぼく

37点
ベストセラー絵本の実写映画化。
バラエティ番組で「泣ける絵本NO.1」として紹介されたらしいが、本作を見る限り大した話ではない。
小学生・ヨシオにだけ見える幽霊「いけちゃん」。ヨシオといけちゃんとの交流を描いた展開。
設定は悪くないが、ヨシオの日常はほとんどガキ大将に殴られる日々。小学生の生活でこれだけ暴力的では見ていてウンザリ。
ラストで明かされるいけちゃんの正体もわかりずらい。なぜいけちゃんが消えたのか?ヨシオはいけちゃんがいつ見えなくなったのか?映画ではあいまいな部分が多く、疑問点が先に出てしまう。これでは素直に泣けんなぁ。
あと絵本ではよかったんだろうけど、実写映画にしてはいけちゃんの姿も適当すぎ(笑)

監督:大岡俊彦
出演:深澤嵐、ともさかりえ、萩原聖人、モト冬樹、蓮佛美沙子、蒼井優(声の出演)
2009年  106分

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