フロム・ヘル | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

フロム・ヘル

45点
1888年のロンドンが舞台。イギリスの伝説的殺人者“切り裂きジャック”にまつわる話。
捜査を担当する主人公警部はジョニー・デッフだが、雰囲気は暗い。殺人やアヘンの幻覚などを泥臭く表現したため映画もR指定になっている。
犯人は単独ではなく組織。その設定が話をわかりづらくしてる感がある。切り裂きジャックには多くの解釈があるようだが、これはちょっと肩透かし。
全体的にどんよりとした展開、独特な雰囲気ではあるが退屈な部分が長い。19世紀当時を描いた映像はなかなかだが、サスペンス映画としてのストーリーはいまひとつ。
蛇足ですが、エレファント・マンがちょこっと出てきます。

監督:アレン・ヒューズ
出演:ジョニー・デップ、ヘザー・グラハム
2001年 124分
原題:FROM HELL
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