サブウェイ123 激突 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

サブウェイ123 激突

76点
トニー・スコット監督が『マイ・ボディガード』『デジャヴ』に次いでデンゼル・ワシントンと組んだサスペンス・アクション映画。1974年作『サブウェイ・パニック』のリメイクでもある。
ニューヨークの地下鉄がハイジャックされるという、なんとも豪快なストーリー。
犯人側と地下鉄職員の無線での交渉が物語の中心になっているが、これがなかなか面白いアイデア。凝った映像は無くとも、双方の駆け引きを見ているだけで手に汗握る緊張感あふれる展開。
ただクライマックスは一転、派手なアクション連発だが逆に単調になってしまったのは皮肉。あっさりまとめたラストも淡白すぎて「これで終わり?」って感じで不満が残る。
どうにもスコット監督の映画はイマイチ惜しい作品が多いね。

監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ、ジョン・タトゥーロ
2009年  106分
原題:THE TAKING OF PELHAM 123

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