ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT

83点
妻夫木聡が20秒出演しているハリウッド作品(笑)シリーズ3作目だが基本的に前作とは無関係。
舞台は東京。不祥事でアメリカを追い出された高校生が、日本の高校に編入する話。なんでもかんでもレースで決着をつける展開。
渋谷のど真ん中でドリフトを決め、銃を撃ちながら公道バトルする高校生は日本にはいない(笑)
しかしいい意味でアメリカナイズされた日本、その誇張表現は見ていて素直に痛快。車好きじゃなくても楽しい映画。
ただやはり欠点も多い。無理矢理日本らしさを出そうとしたのか、後半のヤクザ描写の多さは失笑するだけ。
主要登場人物に日本人がいないのも寂しい。そのわりにアジア人キャストは魅力に欠ける俳優ばかりだしね。
まぁそのかわり、妻夫木くん以外にもカメオ出演者は盛り沢山。ラストには意外なあの人もチラリと出てきますよ。

監督:ジャスティン・リン
出演:ルーカス・ブラック、ナタリー・ケリー
2006年 104分
原題:THE FAST AND THE FURIOUS:TOKYO DRIFT

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