初恋 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

初恋

18点
たくさんあるようで実はそれほど多くない『初恋』ってタイトルの映画。
んで本作は、1967年に起きた三億円強奪事件の犯人は実は女子高生だった!という恐ろしい発想のもとに作られた作品(笑)タイトルは内容に直接的には関係してこない。
三億円事件だけでなく、大学生のデモ運動やジャズ喫茶に集まる不良など、1960年後半の社会や文化を描いた展開。映像や音楽は当時の模様を懐かしく再現している。
しかし時代が時代とはいえ、こんなに簡単に三億円が強奪できたら誰も苦労しないぞ。
あまりに奇抜なアイデアすぎる事、そして意外と地味な部分も多い事も含め、題材のわりに退屈。

監督:塙幸成
出演:宮崎あおい、小出恵介
2006年 114分

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