ギャング・オブ・ニューヨーク | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ギャング・オブ・ニューヨーク

47点
マーティン・スコセッシ監督が初めてレオナルド・ディカプリオと組んだ作品。
1860年頃のニューヨークが舞台。ネイティヴ・アメリカンとアイルランド移民の抗争を軸に、南北戦争を背景としたかなり政治的な構成は、ある意味スコセッシ監督らしいわかりずらい展開。
構想に30年かけたというその壮大なストーリーは見る前からウンザリするが、実際予想通りの退屈な進行は、ある程度この映画自体に興味が無ければとても見てられない。
2002年のアカデミー賞に10部門もノミネートされながら、結局1部門も授賞する事ができなかった。150億円かけたという製作費で見ごたえたっぷりの超大作だが、失敗作という名前がよく似合う(笑)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ダニエル・デイ・ルイス
2002年 160分
原題:GANGS OF NEW YORK

$☆テツコの部屋☆~映画評論館~