主人公は僕だった | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

主人公は僕だった

31点
『ネバーランド』『007慰めの報酬』のマーク・フォースター監督が2006年に作ったコメディタッチの人間ドラマ。
知らないうちに有名作家が書いている小説の通りに日常生活が進んでしまう男の話。
ありえないストーリーのわりに映画は地味な展開。ファンタジー色をほのかに出した全体像はリアリティが無く退屈に感じられる。これなら現実的な恋愛物語にした方がよかった。
そもそも全く見知らぬ人の人生を、なぜこの小説家が自由に操作できるのかが疑問。奇抜すぎる設定が、映画自体を壊している印象。

監督:マーク・フォースター
出演:ウィル・フェレル、マギー・ギレンホール、ダスティン・ホフマン
2006年 113分
原題:STRANGER THAN FICTION

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