ALWAYS 三丁目の夕日 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ALWAYS 三丁目の夕日

89点
西岸良平の人気マンガの映画化。昭和33年の東京・夕日町三丁目を舞台にした、心暖まる作品。
最新VFXを用いて完璧に再現された当時の東京。美しい音楽と懐かしい雰囲気、そして魅力ある出演者たちが映画を盛り立てており、そのクオリティは驚くほど高い。
ただ全体のストーリーは薄い。原作が1話完結方式のため、その盛り沢山のエピソードをつなぎあわせただけで、映画全体に特に目的があるわけではない。しかし泣きどころのツボを押さえた見事な演出も手伝い、見終わった後の満足感は十分。
原作が長編ということもあるので、続編への期待感も高まるところ。

監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆、堤真一、堀北真希、薬師丸ひろ子、小雪、三浦友和
2005年 133分

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