ベオウルフ 呪われし勇者 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ベオウルフ 呪われし勇者

33点
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でお馴染みロバート・ゼメキス監督作品。西暦507年、古代デンマークを舞台にした、主人公・ベオウルフの活劇展開。
CGを多用した映像は『300<スリーハンドレッド>』に似ている。実写というよりも正確にはアニメの世界なんだそうで、現実味は薄い上に意外と迫力がない。
ベテラン俳優陣をズラリ並べたキャストは逆に渋すぎて華やかさに欠ける。非常に壮大なストーリーは退屈そのもので、そのわりにクライマックスはあっさりしすぎて満足度も低い。
とことん映像に可能性を追求したというゼメキス監督、そんなことよりもっと話を面白くしてくれよ。

監督:ロバート・ゼメキス
出演:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチ、アンジェリーナ・ジョリー
2007年 114分
原題:BEOWULF

$☆テツコの部屋☆~映画評論館~