ぼくたちと駐在さんの700日戦争 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ぼくたちと駐在さんの700日戦争

68点
田舎町、駐在さんと地元のやんちゃ高校生たちのおバカな抗争を描いた作品。
とにかくバカバカしい描写が満載。破天荒な高校生たちが、駐在さんに向けて次々と繰り出すくだらないイタズラの数々は見てて素直に笑える。
舞台は昭和54年。しかし当時の流行や学生達の生活なんかは残念ながらうまく表現できていない。これじゃあまり今と変わらないよね。
ストーリーも正直甘い。逮捕覚悟で花火を上げるというクライマックスの設定にも無理を感じる。駐在さん役もミスキャストか。
とまぁあれこれ欠点は多い作品だが、映画全体に不思議な勢いがあり見終わった後爽快な気分になるのも確か。
この映画では700日中108日までしか描かれていないらしいので、これならその後も見てみたい気もする。

監督:塚本連平
出演:市原隼人、佐々木蔵之介、麻生久美子
2008年 110分

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