ダイアリー・オブ・ザ・デッド | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ダイアリー・オブ・ザ・デッド

25点
ホラー映画巨匠、ゾンビ生みの親でもあるジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画5作目。今回はドキュメントタッチの全編手持ちカメラ撮影。
しかし映像は中途半端に編集されておりBGMもついていて、出演者も演技丸出し。ドキュメントというよりは単なる手抜きのやらせ映像といった印象。
なによりゾンビの出番が極端に少ないのが寂しい。世界の終わりは全く表現されておらず、チマチマと数少ないゾンビがちょこちょこ出てくるだけで、これは退屈。
ラストでは終末メッセージ色も出しており原点回帰と言えば聞こえはいいが、要は時代を逆行しているだけ。いくら巨匠ロメロ様とはいえ、これではいただけない。

監督・ジョージ・A・ロメロ
出演:ミシェル・モーガン、ジョシュ・クローズ
2007年 95分
原題:DIARY OF THE DEAD

$☆テツコの部屋☆