X-MEN ファイナル・ディシジョン | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

X-MEN ファイナル・ディシジョン

40点
監督がブライアン・シンガーからブレッド・ラトナーへ変わったシリーズ3作目、とりあえず完結編らしいが内容はあまり変わらず。つまり好きな人は好き、嫌いな人は嫌いな世界。
突然変異(ミュータント)を描いたSF作。しかし題材のわりに世界はそれほど広がりを見せない。ミュータントたちの活躍は意外と地味で、映画全体に破天荒さはない。主役ヒュー・ジャックマンの存在感も希薄。
ストーリーはひたすらシリアスだが、完結編にふさわしい感動はなく、むしろまだまだ続きそうな気配感すらある。物語的には中途半端って所。
まぁ逆にファンにとっては、スピンオフを含めた今後の展開が楽しみなところだろうね。

監督:ブレッド・ラトナー
出演:ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、イアン・マッケラン
2006年 104分
原題:X-MEN THE LAST STAND

$☆テツコの部屋☆