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40点
『真実の行方』『オーロラの彼方へ』でおなじみグレゴリー・ホブリット監督作。しかし残念ながら今回は全体に駄作感が漂う。
古くは『羊たちの沈黙』、最近だと『ソウ』あたりの影響を強く感じさせるサスペンス作品。殺人現場をインターネットで公開する手法はなるほど今風の展開だが、犯人に迫力が無く映像の緊張感も低い。グロい描写は意識的に抑え目にしたようだがこれも逆効果。ストーリーも単調で特にドキドキする山場もない。
過去の名作を意識するも、結局足元にも及ばず。結果的に模倣の域を出ていない作品。ホブリット監督らしからぬ出来。
ところで主演のダイアン・レイン、年とったね~(笑)

監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ダイアン・レイン、ビリー・バーク
2008年 101分
原題:UNTRANCEABLE

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