トランスフォーマー | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

トランスフォーマー

59点
マイケル・ベイ監督にスピルバーグ総指揮のコンビが贈る、宇宙からやってきた意思を持つ巨大ロボットの映画。
最新デジタル技術を用いたロボット映像は完璧。今まで見た事もない様なリアルなアクションが、ほとんど違和感なく実写とマッチしている。まさに次世代映像、さすが巨匠2人のコンビ作品。
しかし意外というかなんというか、ストーリーはまさかのつまらなさ。
登場人物が多く軍隊まで投入されるため、せっかくの主人公の活躍が目立たない。またロボットたちはきちんとした目的を持って地球に来ているため、無益な破壊はせず逆に説教くさいセリフをベラベラと喋る。緊張感は少ない。物凄い映像に比べると、話のスケールは小さい。
面白い映画は、お金では作れないんだな~と妙に納得。

監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョン・ボイド
2007年 143分
原題:TRANSFORMERS

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