ヒルズ・ハブ・アイズ | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ヒルズ・ハブ・アイズ

62点
『ハイテンション』でお馴染みアレクサンドル・アジャ監督のホラー。核実験の影響で奇形と化した一家が、砂漠で人を襲う構成。
残酷描写が凄い、というか非常に独特。アジャ監督の個性あふれる残虐映像はとても迫力あるねぇ。ただ『ハイテンション』に比べると展開が遅く、退屈な部分が長い。奇形一家のメイクもお粗末で、残念ながら緊張感もいまひとつ。
それでも砂漠地帯でのクライマックスはそれなりに盛り上がり、スプラッタ映画としてはまぁまぁの出来か。全体的には『テキサス・チェーンソー』というより『クライモリ』に似ている。
パート2もあるらしいが、このレベルだと見ようかやめようか迷う所(笑)

監督:アレクサンドル・アジャ
出演:キャスリーン・クインラン
2006年 107分
原題:THE HILLS HAVE EYES

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