レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで

41点
『タイタニック』以来実に11年ぶりとなるディカプリオとケイト・ウィンスレットの共演。監督はケイトの実夫サム・メンデス。
1950年代、郊外の一軒家で暮らす若い夫婦の葛藤を描いた物語。
日常に不満を持ちながらも我慢して働く夫と、パリへの移住を望む妻。女性側のわがままを、毎回夫が折れて受け入れる展開。
レトロな雰囲気漂う渋めの作品。ただストーリーはリアルで、まるで本当の夫婦を見ているように感情移入はできる。
しかし基本的に、夫婦間の感情を延々見せられるだけなので、正直後半は飽きる。こういう夫婦喧嘩は犬も食わないからね。家庭内の争いは見ていても気分はよくないよね。
恋愛映画というよりは、ドロドロとした後味の悪い人間ドラマみたいな印象。結婚に夢を持つ独身の人は見ないでください(笑)

監督:サム・メンデス
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ、マイケル・シャノン
2008年 119分
原題:REVOLUTIONARY ROAD

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