シティ・オブ・ゴッド | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

シティ・オブ・ゴッド

22点
1960年代、「神の街」と呼ばれるブラジルのスラム街を舞台にした物語。
日本のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」に雰囲気が似てる(笑)ただこちらの少年たちは銃を持っているのでタチが悪い。終盤はほとんど市街での銃撃戦。
注目の暴力描写は、銃が中心になっているため意外と抑え目に感じられる。ただ妙にリアルな展開で不快になる場面もちらほら。やはりここ日本とはあらゆる面で思想が違う。
映画としては、主人公が一定せず凝りすぎた演出でストーリーをつまらなくしてる印象。残念ながら衝撃作とはほど遠い出来。
ちなみに続編『シティ・オブ・メン』もあるが、平和主義者の俺にはどっちも合わなかったな(笑)

監督:フェルナンド・メイレレス
出演:アレキサンドレ・ロドリゲス
2002年 130分
原題:CIDADE DE DEUS

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