20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

20世紀少年〈第1章〉終わりの始まり

70点
累計2500万部を超える浦沢直樹の名作コミックを実写映画化。全3部作の1本目。
本作はあくまで序章。ストーリーはそれほど難しくないが、映画前半で登場人物がやたら多く出てくる。しかもドンキーやらオッチョやらフクベエやらややこしいあだ名で呼んでいるので、原作を知らない人は戸惑うかもしれない。
しかし後半は物語も落ち着き、緊張感あふれるサスペンスチックな展開になっている。数多いカメオ出演の面々も楽しい。
3部作の1本目だが本作だけで140分以上あり、正直後半は見てて疲れる部分も。
ラストは完全な「次回に続く」スタンスを取っているため、非常にいい場面で映画は終わってしまう。この終わらせ方はずるいねぇ。早く2~3章が見たくなるが、我慢できない人は原作買いましょう(笑)

監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、石塚英彦、佐々木蔵之介、香川照之
2008年 142分

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