アバター 3D | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

アバター 3D

82点
巨匠ジェームズ・キャメロン監督が『タイタニック』以来12年ぶりに作った作品。製作費は映画史上最高と言われている。
近未来、地球から5光年離れた小さな衛星パンドラが舞台。その星の資源を狙った地球人と原住民の交錯を描いている。
物語は単純だが世界観が実に個性的。キャメロン監督自ら「宮崎アニメに影響を受けた」と語っているが、なるほどその背景はナウシカやもののけを彷彿させる。
お金をかけただけあってSF映画としても非常に豪華で、CGをふんだんに使った贅沢な見せ場連発の展開は凄いの一言。ただあまりにも詰め込みすぎた内容のため2時間40分の長尺ではやはり見終わった後かなり疲れるのも事実。いい意味でも悪い意味でもお腹いっぱいの映画。
3Dに関してはほぼ予想通り。見て損はないが立体に興味のない人は2D版でも充分楽しめる。

監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、スティーブン・ラング、シガニー・ウィーバー
2009年 162分
原題:AVATAR

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