地球人は科学的に創造されたラエル

 

第二部

第三章 鍵

「人間の正義」の項

 

エロヒムの長ヤーウェマイトレーヤ・ラエルに話されます:

 

人間の法と創造者の法との間で、一瞬たりとも躊躇してはなりません。人間の裁判官といえども、いつかは創造者たちによって裁 かれるのです。  

 

人間の法も必要不可欠ですが、改善されなければなりません。人間の法は、 愛と友愛を考慮していないからです。 

 

死刑は廃止されなければなりません。よく考え抜かれ組織化された方法で、冷酷に他人を殺す権利は誰にもないからです。科学の力によってある人たちの行う暴力を抑止し、その人たちの病気を治療することが可能になるまでは、犯罪者は社会から隔離し、彼らに欠けている愛情を与えて、彼らの行為の残酷さを理解させ、償つぐないをしようという気持ちを起こさせるようにして下さい。  

 

小さな罪を犯した人たちを、大罪人と同室にさせないように。大罪人は一種の伝染病患者であり、小さな罪を犯した人たちが、この病気に感染しないようにします。

 

犯罪者はすべて病人であることを、決して忘れてはなりません。犯罪者は病人である、と常に考えて下さい。  ある時代には、ヒステリーの発作を起こす人は、二枚の敷布団にはさまれて窒息死させられたものです。今にして考えるとゾッとします。やがて犯罪という病気が、治療だけでなく予防もできる日が訪れたら、昔は犯罪者は処刑されたと聞いて、同じように人々はゾッとすることでしょう。  

 

思わずあなたに害を与えた人は、許してあげて下さい。また、故意に害を与 えた人をも恨 うらまないように。その人たちは病人なのです。隣人に害を与えるような人は、病人に違いないからです。その上、他人に害を与える人は、とても 不幸な人だということを忘れないように。彼らには、エロヒムの楽園で永遠の 生命を得る権利はないのですから。  

 

もし誰かが、あなたの愛する人や、あなたに害を加えようとする時は、それ を抑止するようにします。もしそれができない場合は、あなたには、自分や愛 する人たちの生命を守る権利があります。しかし、正当防衛のためではあっても、決して相手を殺すつもりで攻撃してはなりません。相手が害を加えられない状態にするのです。たとえば相手をノック・アウトするなど。殺すつもりで そうしたのでなければ、もしあなたの加えた打撃が相手に致命傷を負わせたと しても、自分を咎 とが めることはありません。なぜなら、あなたは必要に迫 せまられた 行動によって、乱暴者を取り押さえたからです。 

 

暴力というものは許し難がたいものであり、あなたは暴力を許してはなりません。 たとえ力によって乱暴者を取り押さえねばならなくなったとしても、乱暴ではない力、つまり害を与えるという意図が一切なく、暴力を振るう者を止めさせるという意図の、バランスの取れた力を行使すべきです。 

 

暴力に訴うったえるぞという脅迫はすべて、実行に移された暴力と同じように厳 きびしく考えるべきです。暴力に訴えるぞという脅迫は、その暴力が実行可能だという考えを抱くことであり、自己の目的を達成するための手段と見なすことです。 暴力を使うぞと、人を脅迫することのできる人間は、実際に乱暴を働いた人間 と同じように危険であり、そのような脅迫を口にする人間を医学的に治療することが可能になるまでは、そのような人間は社会の外に隔離し、自分の振る舞いが、いかに酷 ひどいものであるかを、理解させるようにすべきです。  

 

人質事件が起こった場合は、この病んだ者たちの手に落ちていない、罪もな い人たちの命を救うことを最優先に考えます。彼らの要求には応じてはなりま せん社会は、人質を取るような者に譲歩すべきではないのです。そのような 脅 おど しに屈することは、他の犯罪者たちに同じことを奨励 し、その脅しが有効で あることを示すようなものだからです。  

 

人間はすべて、その人種が何であろうと、権利や機会において平等でなければなりません。しかし、愚か者に対しては、その皮膚の色がどうであろうと、 愚か者として峻別 しゅんべつ しなければなりません。地球上のすべての民族は、エロヒムによって創造されたものであり、平等に尊敬されなければなりません。 

 

 

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