コレステロールを下げるためにスタチンに何兆ドルも費やしましたが、心血管系の死亡は増加しています - それは何も達成していません
新しい研究は、薬の歴史の中で最も広く処方されている種類の薬はお金の無駄であることを示しています。
ある主要な研究では、「悪玉」コレステロールが低下するほど、心臓発作や脳卒中のリスクが高くなることが判明しています。
2018/11/29
【スタチンとは】
スタチン(Statin)とは、脂質異常症の治療薬で、心筋梗塞を強力に抑制する効果が確立している薬です。循環器診療においてなくてはならない薬です。三共の遠藤章先生らの研究グループを中心に、日本から発見された薬です。
【スタチンの作用機序】
スタチンは、HMG-CoA還元酵素と呼ばれ、肝細胞内におけるメバロン酸経路におけるHMG-CoA還元酵素を阻害し、肝臓におけるコレステロールの生合成を抑制し、血中コレステロールを低下させます。また、二次的に肝臓においてLDL受容体の発現を促し、血中のLDLコレステロールの取り込みを促進、血中LDLコレステロールを低下させます。
・クレストール(ロスバスタチン)
・リピトール(アトルバスタチン)
・リバロ(ピタバスタチン)
・リポバス(シンバスタチン)
・ローコール(フルバスタチン)
・メバロチン(プラバスタチン)
2018年5月現在、6種類のスタチンが発売されています。2017年9月、クレストールのジェネリック、ロスバスタチンが登場したことで、日本国内のスタチン製剤は全てジェネリックがあることになります。
【スタチンの効果】
上記の作用機序から、全身の血管から悪玉コレステロールを回収し、動脈硬化予防、心筋梗塞を強力に抑制します。
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