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南ノルウェー田舎通信
2018-09-11
最も危険な食べ物・ノルウェーサーモン(とモンサント)
https://zozomi123.hatenablog.com/entry/2018/09/11/194405
前回はモンサントと日本の農業について書いたけど、
今日は最も危ない食べ物と言われているノルウェー養殖サーモン(とモンサント)について書きます!まだまだ続くみんな大好きモンサントシリーズ!笑
私が今住んでいるノルウェーは、日本人にはサーモンで有名。
というのも日本に輸入される生のサーモンの90%以上がノルウェー産。
天然サーモンは希少なため、日本で見るノルウェー産のサーモンほとんどが養殖。
でも、養殖サーモンがいかに有害かまだあまり日本で知られてないみたい?
2006年にロシアではノルウェー産サーモンは輸入禁止になっていて、ノルウェーのサーモンを食べないようにする動きが世界中では出てきてる。
しかし、日本はノルウェー養殖サーモンの大きな顧客。
私は全く専門家じゃないけど、一人の消費者として知っておかなければならないこととして書こうと思う。
そもそも養殖サーモンの有害性について知ったきっかけは、マグナス(彼)にノルウェーのサーモンは絶対に食べるなと言われていたこと。特に将来的に健康な子供を産みたいなら尚更だめだと。
それと、うちの母がマクロビオティックの料理教室に通っていて先生に「ノルウェーではサーモンは食べちゃいけないものとして知られている」って言われて、本当かどうか私に電話してきたことがあったの。
私はスモークサーモン大大好きだし、寿司屋でバイトしてたしで、それまで知らなかったというか無知なふりをしていたんだけど、ノルウェーの養殖サーモンがいかに危険で政府とビジネスの汚職が絡んだダークな問題かってのを突き詰めたこのフランスのドキュメンタリーを観てあぜんとしたのだ。
記事中にビデオがあります
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・なぜ養殖サーモンにこんなに有害物質が?
ドキュメンタリーでマスクをつけて専用のスーツで全身を覆った男の人達がバクテリアを殺すために大量の化学薬品を海にばらまいているシーンがある。(私はこれを見て福島の原発処理班を思い出した....)
もちろんこの薬品は海を汚し生態系を壊している。しかし何とそれ以上に養殖サーモンの人体にもたらす有毒性はサーモンが与えられている餌にあった。
・サーモンの餌の秘密
デンマークの餌工場で明らかになっていたが、サーモンの餌になんとモンサントの殺虫剤・エトクシキンが使われていたのだ。
このモンサントの薬品は少なくともヨーロッパでは野菜や果物には使うことは禁止されているが、魚にはそうした法律がないため野放し状態で今も使われている。
そして、更にサーモンの餌の原料に世界で最も汚染されている海の一つ、バルト海の魚が使われている。
バルト海はスウェーデン、ポーランド、デンマークなどに囲まれ、工場からの汚染がバルト海にたまり、循環されず有害物質がたまっていることで有名である。
そして恐ろしいことにノルウェーは2013年にEUより猛毒性のエンドスルファンという薬品を入れたエサを養殖魚に与えることを認可され、使っている。
しかし、どうしてクリーンなイメージが強い北欧でこんなことが許されているのか?
ノルウェー政府に守られたサーモン養殖業
以下省略