昨日書いた、トルコのエルドアン大統領の国連でのスピーチの一部分の動画が予想通りアップされていた。
これは英語の同時通訳が入った分。
Where are the borders of the State of Israel? – Erdogan to UNGA | 2019
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昨日書いた、トルコのエルドアン大統領の国連でのスピーチの一部分の動画が予想通りアップされていた。
これは英語の同時通訳が入った分。
Where are the borders of the State of Israel? – Erdogan to UNGA | 2019
イスラエルの土地はどこで始まってどこで終わるのだ?
このマップを見てくださいと、1947年、1947年、1967年の地図を見せる。
今日、パレスチナは見えないぐらいだ。土地は全部イスラエルに属している。しかし、イスラエルはこれで満足するのか? いいや、イスラエルは残りの土地を取ろうという気でいる。
この他にアラビア語の同時通訳が入ったものがアップされていて当然だがそっちの方が注目度が高い。
いやしかし、トルコの大統領がムスリムの問題として力説すればするほど、アラブのリーダーたちの態度のうさん臭さが浮かび上がる。
前から書いている通り、エジプトとシリアがアラブとしてパレスチナを庇っていた構造から、エジプトを吊り上げてCIAの拠点にしたところが、パレスチナの苦境にとって重要だった。
それはいつ起こったのか。それはカーター政権時代。カーターはクリスチャン・シオニスト。アメリカ史上初の福音派系の大統領と書くと穏当に見えるかもしれないけどやったことをみればシオニストのために働いたとしてかいいようがない。
その後のレーガンもそう。単に、右派っぽい、左派っぽいという違いがあるだけ。
このへんが伏せられているのはまったく健全でない。そして、レーガンなどの右派についてはしばしば言及されるが左派についてはprogressive(進歩的)な人たちにしか光が当たらないのも間違ってる。
で、予想通り、西側主要メディアは、このある意味面白い、ボード持って説明しちゃう(ネタニヤフのマネなんだろうと思うけど)大統領の力説にハイライトを置かない。
西側主要メディアの敵であるロシアRTは記事を書いていた。
Erdogan pulls a Bibi with UNGA presentation on Israeli expansion, condemns West for anti-Muslim ‘hate speech’
https://www.rt.com/news/469539-erdogan-un-israel-netanyahu/
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/75fffbb62bdd0dd5c18624468a50d3d8