カールユンクの10の言葉
 
o 孤独・寂しさは自分の周りに人が誰もいないことからくるものではなく、自分にとっては大切と思われる事柄を伝えることができないことから来る。
 
o 成功しない者の究極的ねらいは普通でいること。
 
o 人生の前半は健康なエゴを形成することに捧げ、後半は内に入って行きそれを解き放つ。
 
o 宗教が救済に基づいているのなら、主な感情は恐れと震え。宗教が驚きに基づいているのなら、主な感情は感謝。
 
o 子供にとって通常何が精神的に最も強く影響するかと言えば、両親が生きることをしなかった人生。

 

o 痛みを伴わずに意識するようになることはない。人は自分自身の精神・心と直面するのを避けるためには、どんなことでもする。バカなことでも。光の像を想像することで人が啓発されることはなく、暗黒に意識させることで。

 

o 自分を意識していない人は盲目的、本能的に行動し、そして更には、自分の隣人への投影のように外側から自分に会いにくる自分の中にあって意識していないあらゆるものを見ることで起きる全ての幻想によってだまされてしまう。

 
oアーチストとは自由な意思を賦与されていたり、自分の目標を探したりする人のことではなく、自分を通して芸術がその目的を実現するようにさせる人。人間としては、気分があったり、意志があったり、個人的な目的があったりするかもしれないが、アーチストとしてはより高い意味での”人間”である:人類の意識していない精神生活の伝達の手段であり型に入れてつくる人。
 
o 私は、自分に日々起きた出来事によって創られた存在ではない。私は、自分自身の意志で選択して築きあげられたものである。

 

o われわれの知る限りにおいては、人間存在の唯一の目的は、たんなる存在の闇に光をともすことにある。

 

 

生年月日:1875年7月26日
死没:1961年6月6日 (85歳)
設立団体:国際精神分析協会
学歴:チューリッヒ大学
書籍:赤の書

カール・グスタフ・ユングは、スイスの精神科医・心理学者。ブロイラーに師事し深層心理について研究、分析心理学を創始した。 Wikipedia