AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED - 星景レンズとして | Art of the World - カメラを持って、旅に出よう

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10年以上定期的に世界を旅しています。それらの旅の記録を写真と共に残しています。2024年3月現在渡航国と地域は65。

最近は専らポートレートレンズとして使っているAF-S NIKKOR 24mm f/1.4G EDですが、元は星景写真用のレンズとして購入しました。

 

 

 

モデル名: D700,  レンズ:  AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

焦点距離: 24mm,  絞り値:f = 2,  シャッタースピード: 13秒 , ISO: 800

 

10月の三連休の大天井岳。吹雪の中燕岳から縦走し、幕営。

吹雪の音に1時間おきに目が覚めましたが、4回目に目覚めた時に吹雪が止んでいるのに気づいて外に出ると、素晴らしい星空が広がっていました。

 

 

 

画質は文句なしです。開放からでもガンガン使えますし、1段も絞れば痛い位シャープ。

開放では目立つサジタルコマフレアもかなり軽減されます。それでもF=2ですからシャッタースピードも稼げます。

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モデル名: D3S,  レンズ:  AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

焦点距離: 24mm,  絞り値:f = 2.8,  シャッタースピード: 20秒 , ISO: 800

 

グリーンランドにて。

オーロラの作例をほとんど見たことがないのは24mmという画角がオーロラには狭いからでしょうか。

でも個人的には28mmでも割とオッケーなくらいで、24mmもあれば十分です。

 

 

 

モデル名: D700,  レンズ:  AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

焦点距離: 24mm,  絞り値:f = 2,  シャッタースピード: 6秒 , ISO: 3200

 

ヨルダンにて。

人を入れたのでSSは気持ち早目で。

 

 

 

モデル名: D700,  レンズ:  AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

焦点距離: 24mm,  絞り値:f = 2,  シャッタースピード: 13秒 , ISO: 1600

 

ヨルダンのワディラムは肉眼でも銀河が見えます。

星のゆらめきに時間を忘れていました。

 

 

 

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素晴らしい画質を誇るこのレンズ。星を求める旅には欠かせません。

旅にはやや重く、例えばアフリカ・中東旅の装備16-35 f4 VR ,  24-70 f2.8 ,  70-200 f2.8 VRII にもう一本、となるとかなりずしりときます。

旅において星空は確実にみられる保証があるものではありません。ただそれでもアフリカのサファリで見上げた星空を思い出すと、万が一に備えてやはりこのレンズはバックパックの片隅に入れておきたくなるものです。

 

素晴らしいレンズです。

 

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