ということですっかりDL18-50が欲しくてたまらないのですが、
Nikon1 V3に1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6の組み合わせとどう違うのか比較してみることにしました。
まずは下記の比較表をご覧ください。
まずはお値段的にはほぼ同等です(V3は本体のみの売価です。写真がややこしくて申し訳ありません)。特にDL18-50 f/1.8-2.8に優位性がなければV3を買ってしまった方が早いことになります。順を追って見ていきましょう。
1. 重量
重量はDL 18-50の方が90g程度軽いですが、メイン機種として考えるなら微々たる差ではないかと思います。
2.画質
現時点では評価サイトのレビューがないのではっきりしたことは言えませんが、画像エンジンが2世代上がっているのがどう出るか見ものです。ただし、ISO感度の範囲は同じようです。
3.動画
DLは4K対応ですが音声入力端子がありません。DSC-RX100M4といい、4K録画が出来るのに音声入力がないのは音質を軽視し過ぎではないでしょうか。コンパクトが売りのカメラに外部レコーダーを組み合わせるのもなんだか本末転倒ですし。
4.レンズ
レンズはDLの圧勝です。開放F値、焦点距離、どちらを撮ってもV3より明らかに優位になっています。
ナノクリスタルコートなのもポイントです。
5.AF
AFは同等と予想されます。
Nikon1のAFは素晴らしい性能なので、DLには最低でも同じレベルであることを期待します。
6.操作子
V3の方が操作子が多く、V3の方が設定における瞬発力が高いと思われます。
7.フラッシュ
V3はガイドナンバー6とはいえ内蔵しているため、緊急時でもフラッシュが使えます。
8.電池
別電池です。
DLをメインにV3に望遠を任せる、的な使い方をする時は充電器を別に持ち歩かなければなりません。
9.その他
V3はギリギリCaptureNX2 対応です。
---
総評
レンズの性能を見るとDL18-50 f/1.8-2.8の方が明らかに性能が高いです。
しかし、総合的に評価する場合、V3方が勝っているところもあり、一概にDL一択とは言えないような気がします。V3はレンズ交換が出来るというメリットもあり、高性能な交換レンズ:32mm f/1.2、70-300mmと組み合わせて使うのであればV3という選択肢もあるでしょう。
Capture NX2に対応しているのも、旧来のユーザーにはポイントではないでしょうか。
DL18-50 f/1.8-2.8の魅力はレンズ交換無しでで超広角域から標準域まで明るいレンズでカバーできるところではないかと思います。望遠側を補足したい場合は現状DL 24-500を選択することになりますが、約860gというサイズが気になるところ。
DL18-50、DL24-85と同じサイズ感のボディで望遠に特化したDL70-300 f/2.8 VR的なモデルが出ると面白いかもしれません。今後のシリーズ化を期待したいと思います。